アイテム:マジカルルージュ
武器、防具、道具、食材などの各ショップで使うと0.5〜2割引で買い物をする事が出来る真紅の色味の口紅。

 

嬉しそうに皆が帰路に着く夕暮れ時。
早くも明かりを灯す家路からは、暖かな笑い声と風に流れる料理の香り。
石畳を軽い足取りで歩むのは冒険者や今日の仕事を終えた者、子供の手を引く母の姿ばかりではない…。
ここにも一人、軽快なリズムで固い地面を打ち鳴らす影…。
リズムを刻むのはステップだけでなく、横を通りすぎた者にはきっと鼻歌も聞こえたであろう…。
ガッサガッサと一緒に歌う、両手で抱えた紙袋。
その茶色の中、目一杯に入ったものがステップと鼻歌の原因だった。

「毎度あり〜。」
カランカランと小気味良い音を立てる入り口の縁を飾る金色の鐘。
白いエプロンを身にまとった恰幅の良い女性がドアを押し、町の景色へと消えて行く。
残された部屋の中、見える人影は野菜の山に囲まれ埋もれている色黒の店主、そして野菜を品定めする数人の影。
その中の一人が彼女だった。
踏むときしんで音を立てる、腐り止めにタールを塗られた茶色よりも黒い木の木目…店内を明るく見せるためか大きく開け放たれた窓…そこからさしこむ光が山と詰まれた色取り取りの野菜の表面にはじかれ生きているという光を新たに放つ…そんな狭い店内の中を野菜達にも負けないほどの鮮やかさがあちらへこちらへとうつろっている。
ただでさえ人一倍の騒がしさで知られる彼女だ、しかし人目につくのはその持ち前の明るさだけではなく、きっと見た目のせいもあるのだろう…どの客よりも真剣で誰よりも一倍悩んでいるその様は色黒の男の目に止まって離れない。
う〜ん…と唸りながら見比べる、両手に乗せた赤色の野菜という名の宝石を。
左右の手に持ったその姿は天秤のようで、多分彼女の頭の中でもその結果が出たのだろう…目盛りの真ん中をさまよっていた針が片方に傾いた。
(よし!こっちにしよ。)
片方をその胸に抱きもう片方を山へ…返そうとした瞬間、山の向こうの大男…もとい、色黒店主と目が合った。
「お目が高いね、お嬢さん。」
ニカッと笑うその姿、真っ黒になった肌から反転真っ白な歯が姿をのぞく。
少しビックリし目を丸くさせていると店主が続けて言葉を放つ…話し上手は商売人の必須スキルだ。
「今日は夕飯の買い出しかい?」
相も変わらず目を丸くしていた自分に少しはにかんで、気を取りなおして笑い返す…店主に負けないような笑顔で。
「うん、そう。でもダメだね〜お腹空いてる時に買い物に来ちゃうと皆美味しそうに見えちゃって…。」
たはは…と形だけ頭を掻く。
…そうなのだ、さっきから何回もあっちへこっちへ移動しているのは自覚がある。
決められないのだ、何もかも。
もしコレが今日料理をするのが自分ならば出来る(または出来るであろう)料理のレシピから今日の食材を選べばいいというだけの事…しかし今日の当番は彼女ではない。
今日の当番はパーティ内でも料理の得意を争う1,2の順位…長いブロンドは風になびき、きっと世の結婚願望が強い男どもは窓に壁のような人だかりを作りこぞってため息をつくこと間違い無し!いろんな意味でパーティの癒しとなっているだろう事請け合いのミントだったのだ。
そんな家事全般を万能にこなす彼女だ…どのような料理でもたいていのものは作れてしまう…だからさっきから買出しに迷っている…要は何を食べたいかで決定はするのだが…。
「そうかい…じゃぁこんなのはどうだい…?」
ひょいっとかがんだ次の瞬間、その片手には大きなキャベツ。
「今日仕入れたばっかりのオススメだ!どうだい?新鮮だろう?こいつでロールキャベツを作ったら甘くて絶品間違い無しだよ!」
「ロール…キャベツ…かぁ…。」
コトコトと音を立てて煮こまれる鍋…白いキッチンに鼻歌交じりで立つ後姿…ほわんとした空気が辺りを包む…。
「今日は良いキャベツが手に入ったので、おいしいロールキャベツですよv」
振り向いた片手には綺麗に盛り付けられた今日の夕食…。
立ち上る湯気が鼻先をかすめたような気がして、慌てて今にも垂れそうになるよだれを拭う。
「お、おじさんそれ買いっ!!」
びしりと指はキャベツを射る。
「お!わかってるねぇ、お嬢ちゃん!」
「へへへ…あ、じゃあそっちのも貰おうかな♪」
「毎度あり〜!んじゃあ嬢ちゃんにはいっぱい買ってもらったからちょっとオマケしちゃおう!」
二カッと笑う白い歯が眩しい…。
「わぁ!お兄さんかっこい〜い!!」
わざとらしくもなそのセリフと拍手してみるその姿に気を良くしてか、紙袋の上には数個の苺…。
「こんなべっぴんさんにカッコイイなんて言われちゃしょうがねぇなぁ〜。ホレ、こいつはオマケだ!帰り道にでも食べながら帰りな〜。」
「うわぁ!ありがとう♪お兄さん!!」

(へへっ『べっぴんさん』…かぁ〜…。オマケもしてもらっちゃったし…やっぱ美少女の特権ってね〜♪)
紅によって赤く染まった唇は上機嫌を表して、足取り軽く木製のドアを押し開ける。
「たっだいまぁ〜!!」
部屋の中には剣の手入れをする者、本を読む者、各々の時間を取っていた。
どさっと勢い良く机の上に袋を乗せる、中身の重みで軽く茶色の袋が裂ける、驚いたのはミント。
「アーチェさんこの量…?!」
口元に手を当て驚くミントにニカッとした笑顔を見せて得意満面に口元を見せる。
「へっへへ〜♪お店のおじさんに一杯オマケしてもらったんだ〜。どう?似合う?」
その姿を見せて回る…反応は…まちまちで…。
「え…?ん?なんか雰囲気が違うね?」
…そんなにも変わり無いかなあたしは!?
「ほぅ…だが、まだしなくてもいい年齢なんじゃないか?」
…そうかなあ?年齢って言うか女心の問題でしょ!
「うわっ!!気色悪ィ!」
…多少は想像していたけど…き…き…気色悪いですってぇ?!!
「なんですって?!あんたどこに目ぇ付けてんのよ!こんなカワイイ美少女に向かって気色悪いってどう言う意味よ!!」
「俺は見たまんまの事を言ってるだけだぜ?つーかどこのどいつが美少女だってんだよ?あん?そんな奴はどこにも見えねぇなぁ?」
思いきりあたしに見えるように大げさに手で遠くを見るように影を作る…わかっていたけど嫌な奴!!
「なによ!!」
「んだよ、やるかよ?!お前がそれ使うよかミントが使った方が効果あったんじゃねぇの?あ〜もったいね〜。」
「な、ん、で、すっ、てえ〜!!絶っ対許さないんだから!あんたなんか魔法で黒焦げに…って、ちょっと待てこのバカぁ!!」
指先からパチパチと火花が散るのを感づいてかチェスターは「やべっ」という言葉だけを残して走り去り、あたしはクレスとクラース、そしてミントにたしなめられる。
(勿体無いって…だってちょっとひどいじゃん!)
誰もいないドアの向こう、あたしは歯軋りをするばかりだった。

「まったく…失礼しちゃうわよ!人に向かって勿体無いだなんてさ!」
白いベッドに白いローブ、すっかりさっぱりした肌に少し湿った長い髪…ふかふかのベッドに埋もれながら何かの敵のようにぎゅうっと枕を締め上げる。
ぽすんと枕に額をつけてこっそりミントを盗み見ると…ミントはその長い髪を丁寧にてぐしですいている所で、その髪はまるでビロードのような光沢を見せる。
(そりゃ…ミントのほうが美人だけどさ…。…チェスターの…ばぁか。)
枕で隠れた口元でこそり不満を表してみる。
確かにミントは美人だもん…長いまつげに透き通る肌…きっとルージュも似合うんだろう…でも…。
(あたしってそんなに似合わないかな…?)
そう思った瞬間向こうを向いていた鳶色の瞳と目が合った。
「どうかしましたか?」
にこりと笑いかけるその柔らかな笑顔になんだか妙にうろたえる…。
「え?あ、いや…あの、やっぱあのルージュはミントのほうが良かったのかなぁって思って…。その…なんとなく…。」
一瞬ぽかんとした様子を見せて、ミントはあたしを見つめてクスリと笑う。
「先ほどチェスターさんに言われた事を気にしてらしたんですか?」
「え?べ、別にあいつに言われたからって訳じゃないよ?なんとなくだってば、なんとなく!」
え、と…とミントは考えるように口元に手を当てあたしの顔をじっと見る…な、何だろ?なんか顔についてたかな…?
「そ…うですね…。アーチェさん?ルージュはまだ持っていらっしゃいましたか?」
「え…うんあるけど…。」
よっと体を起こしていつものポーチを手繰り寄せる。
…中身は今日の買出しのままで、おつりも口紅も皆一緒にくっちゃくちゃだ。
「あ、あった。いいけどこんなの今出してどうすんの?」
ポイッっと放った金色の筒が弧を描き、しなやかな白い手の中に落ち、にっこり笑った笑顔がベッドの側に腰掛ける…。
「ちょっと顔を貸して頂けますか?」
さっき放った口紅がキュポンと小気味良い音を立て…きゅっと出てきた真紅のルージュ。
それはミントにも、あたしの口にも向けられない…向けられたのは…ミントの…手?!
頭の中にハテナを隠しきれないあたしなんかお構いなしにミントは喋る。
「アーチェさんは目鼻立ちがハッキリしてらっしゃるので直に塗られるよりもこうやって…。」
白いか細い手がすうっと伸びてあたしの頬を捕らえる…なんかこういうのって今までにないから緊張しちゃう…。
「一度手にとってから唇の真ん中を叩くようにつけてあげると…ほら!アーチェさんの雰囲気に合って可愛らしいと思いますよ?どうです?」
ポンポンポンっと軽く下唇を撫でられて、はいっと鏡を手渡される…映ったのは昼間とは打って変わった自分の姿…。
自分が塗った時はキュッと端まできっちり染めた赤色が、今はほんわかと唇に色を差す…。
あの時とはまた違った変わった感、変身した感に覆われる…。
「似…合うかな?」
「あら?とっても似合ってますよ?では明日あたり…今度はこんな感じで出かけてきてはいかがでしょう?ちょうどお願いしたいものがあるもので…。」
「えへへ…うん、わかった!まっかしといてよ。」

 

ガラガランという昨日の食材屋の軽やかな音色とは打って変わった野太い音が頭上で鳴る…野太いのは取りつけられたベルの音だけではなく店主の声も同じように「毎度。」と響く。
動物で言うなら『犬は飼い主に似る』というがここではベルすらも店主に似ているとさえ思えてしまう。
涼しい店内から大荷物を腕でしっかと抱えドアをなんとか押し開ける…昼間は頭上でこれでもかと輝いていた太陽は地平線に傾き始め、昼間の熱気を引きずってきていた…気のせいか生ぬるい…気持ちの悪い風が髪をさらう…。
両手に抱えた荷物のせいか他の人よりも自分の周りには生暖かい空気が取り巻いているよう。
ごそごそと探ったポーチの中、ミントから預かった買出しのリストはだいぶ斜線で埋められている。
しかしその斜線で消されたもののみでこんなにも重たい思いをしているわけではない…むしろこの通りの買出しならば片手でひょいっと抱えれる程度…その他の商品はいわば彼女の戦利品なのだ。
(う〜…ん…こんなにも大荷物になるんだったらチェスターの馬鹿でも荷物持ちに連れてくれば良かったかなぁ…。)
ぷう…と一息吐いて、仕方ないと呟くが速いかリストの最後、一番下に斜線をつけるべくまた大きな1歩を踏み出した。
あたりには笑い声も、手を繋ぐ親子の姿も、旅人が宿を探す姿も見当たらなくて…残った日の光が赤く町を染め上げていく。
染め上げられてゆくと同時に…ゆっくり密やかに音を立てず近づいてくる夕闇には誰もまだ気が付いてはいない…。
建物の影…じっと息を殺して潜む影…気づかれないように…後に…続く…。

(…?)
違和感を感じたのはさっきから…ずっと…、これでも頻繁に野宿をしているせいか…気配には敏感なつもりでいる…。
感じているのは絡み付く視線…まるで蜘蛛の糸に絡められているかのように周りの空気すらまとわりつく…。
野宿ならば話が早い、なぜなら気配はいつも剥き出しの敵意…。
しかしさっきから感じるこれはなんなのだろう…もし敵だとするならば今の両手が塞がっている状況は好機だろう…。
だがしかし速度をゆるめても、立ち止まってみても気配が縮まる様子がない…。
先ほどまで吹いていた生暖かい空気が耳の後ろを通り抜ける…気のせいか今は温かいだけでなく湿り気を帯びて生臭い…。
気がつかれてはいけない…自分がその影に気づいたことは…。
まだ逃げるには道も狭く入り組んで…辺りを通りすぎる人は、もうとうの昔に消え果て…笑い声すら遠くに聞こえる…。
仕方がないとは言え…もう少し早くに出かけるべきだった…そうすれば、まだこの辺りでも人がいて助かるものを…。
聞こえないように息を潜め…ごくり…と喉に唾が下りる…。
まとめあげた髪ににじんだ汗が玉を作り…背中に何本かの筋を作る…奇妙に冷たいそれが、見えない恐怖心に拍車をかけた…。
心の中は叫び出したい気持ちで一杯で…足はぐっとこらえなければとうに土を蹴っていた事だろう。
だがしかし馴染まないこの土地でそんな事をするのは自滅行為の何者でもない…。
これがモンスターならきっとそれでも良いだろう…だがしかしこの陰湿さ…相手は人間と見て間違いない…そしていくらたっても攻撃してくる気配が無いのが気持ちが悪い…。
きっと向こうはこの土地を知り尽くしている…だからこの先の道なんかとっくに承知で余裕でつけ回しているのだろう…だからあたしが道があまりわかっていないこの裏通りでまくという行為はきっと無理に等しいはずだ…。
ああ、それにしても…助けを呼ぼうにも…辺りにはあまりにも暗く、狭く、人の気配なんてとっくの昔に無くなっている…わかっている、遠くに来すぎたのだ。
恐怖に刈られ、知らぬ道をあちらにこちらに曲がったせいでこんな所まで来てしまった…一体ここがどこなのかもうあたしにはわからない。
いつも持っている箒があるつもりになっていた…それさえあればこんな町なんて迷っても空から見れば一発だから…だけれどもすぐに帰るつもりで今日は持って出なかった…荷物の邪魔にもなると思ったから…それが今日は仇となった。
眉にしわを寄せ、目をつむっても、どうにもならないことは知っている…いつまでもこうしている訳にはきっといかない…なにか…どうにかしなければ…!
(っ?!)
急に背中の毛がすべてぞわっと立ちあがる。
さっきまで一定だった距離がじわりじわりと詰められて…生臭い空気が近づいている!!
気づかれぬように徐々に早足で歩いていた歩幅がだんだんと大きくなり…いつしかアーチェは抱えていた荷物などすべて放り投げ、駆け出していた…!!
だがしかし地理のわからぬ彼女が影を巻くのは不可能な事、せめてこの暗がりの中大通りにと駆け出す足。
あと…あともう少し!
大通りにもう少しで出れると思った曲がり角、急にぬっと突き出された腕に掴まれ引き込まれる!
(しまった!一人じゃなかった?!!)
「だ…誰かたすけ…ムグッ!!?」
助けを呼ぼうとした口を無理やり覆われ…息をする隙間すらそこにはない。
なんとか逃げ出そうと暴れようにも両腕はがっしりと掴まれ言葉通り身動き一つ出来はしない。
それどころか相手の顔を睨もうにも口を押さえられた腕の強さで見上げる事もかなわない。
ましてや自分よりだいぶ大きいその男…力でなんかかなう訳が無く…目には涙がにじみ始める。
(嫌だ!助けて!クレス!ミント!クラース! チェスター!!)
口を覆うこの手なんかできることなら思いきり噛みついてやりたかった…けれどそんなことすらかなわない…。
喋れないよう強く押さえられた口…身動きが取れないように掴まれた腕…魔法を使う事が出来るハーフエルフでも、か細い腕はあまりにも…あまりにも無力だった…。
息を殺して流れる涙が頬をつたい、口を覆うその手に雫を落とす…驚いたのは…。
「わ、悪ィ苦しかったか?!」
ストーカーの一人だと思っていた…。
あたしを路地に引きずり込んだ男…。
…チェスターだった。

 

「…悪かったって…。謝るからいいかげん泣き止めよ…。」
「…、うん…。」
ぐずぐずと鼻を鳴らして鼻をすするも涙は全然止まってなんかくれなくて…自分でもどうしていいのかわからない…。
「しょうがねぇなぁ…ほらハンカチ…。」
「ん…ありがと…。」
出された木綿の白いハンカチ…涙をぬぐうとすぐそこにはチェスターの顔がアップになって…あいつの指が…唇に軽く触れる。
「第一下手に色気振りまいてこんなのつけてるから変な奴につけまわされんだよ…ったく。こう言うもんは好きな奴の前とか、とっておきとかそういう時だけにしとけ。」
言うが早いかあたしの口についたルージュを指の腹で優しく拭い取る。
さっきから止まらなかったあたしの涙は驚きでぴたっと止まり、そして徐々に赤味が首から登る。
あっという間に顔…ううん、耳の先まで真っ赤になって頬の熱で流れた涙も蒸発しそう…。
ちらりと覗く空の色に似た瞳…。
「あ…あの…チェスター…指…っ。」
「あ?     …。    …う、わ、わりっ!!」
パッと離された指、慌てた顔…。

 

彼の顔が慌てたせいかなんなのか、急激に赤く染まりきる…。

…その時彼女の口には…まだルージュが付いていたとかいなかったとか…。

この暗がりでは…誰も確かめる事が出来なかった…。

 

 

 

 

 

 

 

「あ!…ねぇチェスター…なんでさ。あんな所にいたの?」
「あ?…。…ミントがなんかしらねーけど…なんか大きい買い物だったからとかで行って来いって言われたんだよ。そ、そんなことよりホラ、早く帰るぞ。」
「あ、ちょ…ちょっと待って!!あの…て、…手…貸してよ。」
「手ぇ?一体何でだよ?」
「だって…、引っ張られた時すっごく恐かったんだもん…だから。」
「…ったく、しょうがねぇなぁ…ほら、行くぞ…。」
「…。…うんっ♪」

 

 

 

 

 


あとがき
ども霧夕です。
えっと、お題物no.16化粧と言う事で書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
こちらの話は「よし!やるぞお題物!!」ということで一番はじめに考えていた物です…。
内容的には右往左往してようやくこちらに落ち着きました。
いや、大筋は全然不変なのですがね。
ちなみに今回は後ろからヒタヒタついてくるストーカー的気持ち悪さを書きたくて,なんか色々頑張ってみました。
そしてそのせいで遅くなりました(笑)
しかし恐いとか気持ち悪い物とかを避けて今までやってきたのでなんとも難しく苦戦…。
多少なりともはらはらしていただければ上々かと。

それではここまで読んでくださった方!
どうもありがとうございました〜。
(2004・7・20UP)